活動レポート

2015.05.27 御茶ノ水・化学会館

第1回ケモインフォマティクス入門講座
(第10回情報化学入門講座)
ケモメトリックス初学者のためのR言語講習会
~インストールからPLS・SVMモデルの構築まで~



2015年5月27日(水)の10時から17時まで、第1回ケモインフォマティクス入門講座(第10回情報化学入門講座)としてケモメトリックス初学者のためのR言語講習会~インストールからPLS・SVMモデルの構築まで~を実施致しました。

無料で使用できるプログラミング言語Rを対象にして、午前中はRのインストールと基本的なRの使い方の演習を行い、午後はケモメトリックス手法の学習とRを使用した演習を行いました。対象としたケモメトリックス手法は最小二乗法による重回帰分析・Partial Least Squares (PLS)・線形判別分析 (Linear Discriminant Analysis, LDA)・Support Vector Machine (SVM) です。

52人の方々に受講していただき、その中には全くプログラミングを行ったことのない方々もいらっしゃいました。講習会後のアンケートには45人もの方々にご協力をいただきました(回答率87%)。お礼申し上げます。

講師は山﨑広之(北里大学)と金子弘昌(東京大学)です。山﨑が主にRの演習を担当し、金子が主に手法の解説を担当致しました。他にティーチングアシスタント2人が参加者をサポート致しました。演習中・解説中に受講者から多くの質問があり活発な講習会であったと思います。受講者同士の助け合いも見られ良い雰囲気でした。

演習中です。前で解説しているコードを皆さんがトライしています。
(画像はクリックで拡大できます)


アンケートの結果、回答者45名中43名(96%)の方々に満足していただけたようです。
以下のような前向きなコメントもいただけました。

  • Rの使用方法・解析手法の紹介ともポイントを絞っていてとても分かりやすく聞くことができた
  • 説明の仕方や例が巧みなので印象に残りやすく、実習と解説を繰り返すやり方で理解しやすかった
  • 資料が非常に丁寧に準備されていて充実していた
  • ヘルプしてくれるティーチングアシスタントがいてくれて大変助かった



しかし一方で、

  • 後半部分の演習時間が足りなかった
  • 手法の使い方のバリエーションを詳しく説明する時間がないのが惜しかった
  • 具体例なども加えた説明があれば面白かった

等の意見もあります。これらについては反省して次回の改善に努めたいと考えております。


受講した方々には今後もケモメトリックス解析を続けていただき、次のケモインフォマティクス討論会(クリックすると別ページへ飛びます)若手の会(クリックすると別ページへ飛びます)等で発表したり参加して議論していただきたい、というのが講師陣の願いです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。なお、この講習会は若手の会における要望から生まれたイベントです。
他にもご要望等あればFacebookページのコメントやメールにてのご連絡をお願い致します。
これからも若手の会の活動を報告して参ります。
楽しみにしてお待ちいただけたら幸いです。ではでは!

SVMの解説中です。SVMは特に興味を持った方も多かったのでは?
(画像はクリックで拡大できます)



<前のレポートへ                                                                                                                >次のレポートへ



<この活動レポートを書いた人>
金子 弘昌(かねこ ひろまさ)
<所属>東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻
<ケモインフォマティクス以外の研究キーワード>
ケモメトリックス、分子設計、材料設計、ソフトセンサー、プロセス制御、異常検出・診断